注:2017年10月mediumに投稿したエントリの再投稿です。

10月12日にMicrosoft がツリーハウス型のミーティングスペースを公開しました。時期を同じくして日本のアウトドアブランドSnow peak はオフィス家具とアウトドアを融合させたOFFICE CAMPERS という働き方改革のコンセプトラインを法人提供していく発表をおこなっています。このようにオフィス環境にアウトドアを持ち込む流れが日本・海外ともに出来つつありるようです。

地方にツリーハウス型サテライトオフィスを作れば人は来る

Microsoft のツリーハウスですが、Youtube に動画も上がっており「研究によると自然環境は人間の創造力、集中力、幸福度を増進する」というメッセージから始まり、ツリーハウスで働く社員の様子が映されています。

Research shows that being in nature improves creativity, focus, and happiness.
To embrace this philosophy, Microsoft built these spaces for employees.

https://news.microsoft.com/life/meet-me-in-the-trees/

そしてスノーピークの取り組みの背景はプレスリリースに詳しく記載されているので引用しますと、

「働き方改革」は厚生労働省が中心となり、一人ひとりのニーズに合った働き方を実現することを目指したさまざまな取組です。この背景には、労働人口減少・長時間労働の蔓延・他国より低い労働生産性などがあります。

2014年から米国で始まったウェル認証は、多くの時間を過ごす建物空間を「空気」「光」「快適性」など7分野で評価するため、健康経営の指標として注目されています。これらにアプローチするためのポイントとして、「多様性の受容」「自然への回帰」が求められていると考えています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000027897.html

このような価値観を実現する手段として、スノーピーク社のアウトドア製品でオフィス内環境を改革していこう、という試みです。

取り組みを比較すると、いまあるオフィスを作り変えるという現実的な切り口はスノーピーク社の提案であり、Microsoft 社の試みは理想的であるも実験的要素が強く実用性には疑問を持たざるを得ません。

Microsoft のブログにはこうあります。

“We don’t have to bring nature to urbanity — we are in nature. It’s at our back door.”

そうはいっても中々この東京で実現するのは難しい。

しかし、これを地方創生と組み合わせた場合、少し現実的な提案になるのではないでしょうか。

サテライトオフィスが数年前から地方で増えつつあるのはご存知の通りですが、多くは古民家や空家を活用したものになっています。これを一つ前進させて、アウトドア環境で仕事ができるサテライトオフィスというのはどうでしょう。自然の中にグランピングテントを貼ってそこで仕事ができる、とか勿論ツリーハウスを作っても良いでしょう。東京では難しくとも地方であれば実現できると思います。

都心ベースの企業とそういった試みを実施する地方が出てきたら、労働人口の流動性や住む場所の選択肢に多様性が出てきて、面白い人材が全国に広がっていく流れの一つになるかもしれません。


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